外装部門

外装部門の主な仕事は、組み立て当日スムーズにプラネタリウムを建てることができるように指示したり、備品を修繕したりすることです。一番人数が多い部門です。

大阪大学のプラネタリウムは屋外に建てられるため、床面を水平に保つ他、浸水対策・緩衝材・断熱材として床にダンボールを分厚く敷き詰める必要があります。このダンボールは消耗品のため,毎年大量のダンボールを消費しています。そのほかにも大量のビニール袋やガムテープを消費しますが、それらの購入、管理は外装部門がしています。

床材のダンボールについては毎年入れ替えを行いますが、壁面や天井などは丈夫なため何年間か繰り返して使用します。それでも少しずつ劣化が進むので、壊れたところはその都度修理します。あまりに使用年数が経過した部品は新しく作り直します。例えば、2011年度は星空を映し出すドームを作り直しました。なんと以前のドームは10年以上も使用され続けていました。2016年度には外壁の作り替えが完了しました。

プラネタリウム組み立ての際は外装部門の人が他の部門の人に指示を出します。多くの部員を効率よく分配し、息をピッタリとあわせて組み立てを行えるようにするための現場監督の役割です。組み立てが終わった後は交代で見張り番を行い、天候の急な変動や部品の故障に備えます。

外装部門は力仕事も多く作業も大掛かりなものが多いですが,人数の多さを生かして賑やかに作業を行っています。

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